あなたは漫画を読んだりしますか?
もし、読むならぜひ、目を通して欲しいのが
「ましろのおと」という津軽三味線を題材にした
学園物の漫画があるのですが、これが面白い!
何気に1冊読んだのが始まりですが、正直、
「三味線」の漫画といってもピンッと来ませんでした。
ところが、1巻を読んだあと、
残り最新刊まで「オトナ買い」をするハメに、、
いったい、どんな漫画なのか?
ネタバレをしない程度にご紹介しますので
あとは、コミックを読んでみてください!
もくじ
ましろのおとが運命を変えるかも!?
和楽器、しかも津軽三味線の漫画と聞いて頭には
「??」しか思い浮かびませんよね。
おそらくこれを読んでしまったら、「ギターを始めよう!」から
「三味線ってどこで買うの?」と変化をしているかもしれません。
読んでいるうちに三味線のルーツや、ライバルが技術を磨く仲間になったり、
主人公を取りまく切ないラブストーリーまで全部盛りで楽しめます。
「スラムダンク」や「キャプテン翼」「弱虫ペダル」など、
あの類の漫画を読んで来た人なら間違いなく夢中になれます!
ざっくりと主人公の紹介
・澤村 雪 (さわむらせつ)
祖父は表に出ない伝説の三味線奏者。
三味線の音を聞いて演奏してきたため楽譜は読めない。
(楽譜が読めないとは読者の心をくすぐる!)
祖父が亡くなり、自身の三味線の音を探す為に単独で
上京。根は優しくナイスガイですが、
誰が見てもコミュニケーションが苦手な人。が、しかし
様々なライバルに出会い変わっていく。
・澤村 若菜(さわむらわかな)
雪の兄。同じく祖父の三味線を聞いて育った。
大会も上位に入る天才肌ではあるが、それが逆に
コンプレックスにもなっている弟思いのオヤジ顔。
・澤村 松五郎(さわむらまつごろう)
雪と若菜の祖父。全盲の三味線名人で悟りを開いた様な
仙人肌。聴いて覚えろ、というスタイル。彼が
30年かけて完成した即興曲「春暁」もキーポイント。
・澤村 梅子(さわむらうめこ)
見てもらえばわかりますが、なぜこんな女性から、、
と思う様な強烈なキャラ。雪と若菜の母。
インターナショナルなイケイケ起業家。
ざっくりとストーリー紹介
主人公の澤村 雪 (さわむらせつ)16歳はわけあり、
祖父と兄と3人暮らしでしたが、ある時、祖父が他界。
自分の音が分からなくなり、突如、上京を決める。
上京しひょんなキッカケでグラビアアイドルの
「ユナ」と出会う。しばらく居候をするが、
三味線しか経験したことがない雪は悶々としながらも
母に見つかり高校へ。そこで、たった1人しかいない
「三味線同好会」の立ち上げに頑張る「前田朱利」と
出会い、前田朱利の祖母が偶然「春暁」を知っていた。
全盲の松五郎とどんなストーリーがあったのか?
改めて雪は祖父の偉大さを実感する。
その後「三味線同好会」を即席メンバーで設立。
大会に出場し検討はしたものの、大会未経験の雪は
自分の津軽三味線を思い知らされる。
その事をキッカケで高校を辞め、ある決断をする。
そして雪が向かった先からの展開は、
まぁ〜三味線は深くて面白いのでご自身で読んでみてください。
まとめ
さて、この様に、今までなら「和楽器」がコミックに
なる様なことはありませんでした。
しかも「学園もの」です。更に和楽器が全く知らない
人が読んでも面白く、むしろやってみたくなると思います。
唯一、読む前にアドバイスをしておくと、『YouTube』などで
「津軽じょんがら節」など、何人かの三味線を聴いておくことをお勧めします!
「津軽じょんがら節」をそもそも知らなかったので
最初は戸惑いましたが、知っていると腹落ちが早いです。
ぜひ「三味線」の新鮮な魅力に触れてみてください。
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