三味線と旅 その2

目安時間:約 8分

前回までのあらすじ・・・ 

『ウクレレは手軽に弾ける三味線があっても良いのでは?』 

ネックレスやブレスレッドなどの宝飾品の留め金具を作り

50年の歴史を誇る『セベル・ピコ』の社長が

趣味で始めた三味線に驚いた・・・。

 

 

なんと、三味線は、

 

「絹糸の弦はすぐ切れる」「皮が保管中に破れる」 

 

 

「補修するのにお金がかかる」その他もろもろ、、

 

 

もはや、三味線が拡がらないのは流派云々の話ではなく

学生が三味線を維持していくには練習以前の問題を感じた。

 

 

そしてついに職人魂に火が着いた、、、。

 

 

 

話は変わり・・・

 

 

今まで三味線は師弟関係がありお茶や華道などと同じ様に

流派が存在します。師匠から許可がなければ簡単に誰にでも

教えることはできません。興味を持っても気軽に練習ができない・・

 

 

伝統技術を守る為には良いことですが、

ハードルを上げている原因にもなっているのが現状です。

 

 

では、その原因とは・・?

 

 

 

種類の内容がよくわからない

 

 

三味線には独特のジャンルが複数あります。

ここではザックリですが、、地唄、民謡、津軽など

 

 

それぞれに合わせて三味線も違い、細棹、中棹、

太棹とわかれます。 比較的一般的に知られていて、

 

 

人口も多いのは、 太棹を使う

『津軽三味線』ではないでしょうか。

 

 

伝統三味線の悩みどころ

 

 

環境に左右される。 

 

 

どんな楽器でも環境には左右されますが、

三味線は特に天然素材が多様されています。

 

 

棹の部分は木を使用し、弦の部分もギターとは違い

「糸」胴の部分の皮は『猫皮』や『犬皮』などを使い

 

 

湿気や気温などで保管してくだけで、

『胴』の皮が破けたり、弦の「糸」が切れたり、

調弦に関しては、演奏中にも調整をしたりします。

 

 

修理費が高い 

 

 

天素材に対して補修ができる職人も少なく

なって来ているため、納期が長かったり、

 

 

修理費が皮の張り替えで数万円〜したり、

補修できる店が近くに無かったりと苦労もある様です。

 

 

 

 

車も三味線もPDCA?!

 

おそらく異業種企業だからこそ出て来た発想では

ないかと思いますが、「PDCA」を三味線にも

当てはめると問題の解決方法が導き出されたのです。

 

 

 

そうして、完成したのが『シャミコ』なのです。

 

 

 

旅する縁起物の三味線『シャミコ』

 

お土産品の様な『三味線』や『三線』は

今までも存在はしていましたが、本格的に

弾こうと思うと音量が不足していたり、

 

 

「音が出ればいい」レベルのものがほとんどでした。

 

 

ところがこの「シャミコ」は社長が日本や

歴史好きな事もあり、とことん『日本』にこだわり

作られています。例えば・・。

 

天然木が心を和ませる触り心地なのですが、

なんと、ボディ(胴)の部分は『枡』を使っています。

 

 

枡は本来は縁起物で、お米やお酒を入れたり、

量を測るためや、神事でお供えのときにも使います。

 

 

 

その枡の裏はギターの様にサウンドホール状になって

音がいい響きをする様に工夫がされています。

 

 

またその枡に開いたサウンドホールのデザインが

まるで日本の国旗の様な仕上がりになっているのも特徴です。

 

 

 

インテリアとしても

 

 

 

 

更に『皮』の部分は特殊なパルプを加工し、

葛飾北斎の『赤富士』や『源氏物語』『大和絵』

 

 

『浮世絵』などのデザインが貼られ、

なんと、LEDで「アンドン」としてインテリアにも

することができます。つまり、

 

 

あなたが演奏をしなくなったとしても、

シャミコは間接照明としても使える『伝統(電灯?)工芸品』でもあるのです。

 

 

ショップや飲食店のインテリアとしても良いですよね。

 

 

 

勝手に友達になるコミュニケーションツール

 

そして画像は、お客様の1人が機内持ち込みサイズの

シャミコを海外へ持って行ったところ、

ただ、持ち歩いているだけでいろんな人から、

 

 

「それはなんという楽器だ?」と声をかけられ、

その場でセッションが始まっちゃうそうです!

 

 

持っているだけで友達が増えるなんて、

コミュニケーションが苦手な人には話のネタにも良い様です。

 

 

 

 

 

もし、伝統的な「三味線屋」であるなら、ここまで

革新的な楽器は作ることが出来なかったかもしれませんし、

 

 

こう言った『バックパッカー』の相棒としても

選ばれる事も無かったかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

 

今、世界中からリスペクトされている日本。

あなたもギターやウクレレからシャミコに

持ち替えて唯一無二のヒーローになってはどうでしょうか・・・。

 

 

『シャミコ』アンバサダー マサチカ

 

 

 

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