三味線と仏教用語の意外な関係

目安時間:約 5分

余りにも当たり前過ぎて、

誰も気に留めないのかもしれませんが、

 

『三味線』はなんで『シャミセン』と

いう名前なんでしょう?

 

沖縄の『三線』は読んで時の如く、

わかりやすいですが、『三味線』は、

『〜ざんまい』と漢字が同じですよね・・・。

 

三味の意味は仏教用語だった・・

 

ちょっと調べたら、

深〜い意味がありました。

 

 

読み方は『〜ざんまい』や

『さんまい』とも読むそうです。

 

 

『ざんまい』はご存知、

物事に熱中している状態なのですが、

『ざんまい』は、仏教用語で

 

 

『集中して精神が安定している』

状態の事を言うそうです。

 

 

 

因みにサンスクリット語では

『サマーディ』ヨガの世界では

よく聞く言葉ですよね。

 

 

意味は、仏教の用語と同じく、

『心が散るのを安定させる』と

言うような意味合いだそうです。

 

 

『しゃみる』は相手をディスる言葉だった・・

 

『三味』は凄く神聖な言葉に対して、

『しゃみる』と言う言葉が隠語として使われることも。

 

 

「アイツ、またしゃみってるよ・・」なんて

 

 

使い方をするそうで、地方によっては多少意味も

変わるようですが、『アイツ調子に乗ってるよ・・』

などと言う意味もあるそうです。

 

 

『しゃみる』は『三味線』から来ているようですが、

『しゃみ』は嘘つき、信用が出来ない人の事として

特に寒い地方で特に使われてきたそうです。

 

 

あなたも聞いた事があるかもしれませんね。

 

 

なぜ、三味線と言う言葉が嘘つきなのか?

 

もちろん、三味線が嘘を付く訳ではなく、

三味線は『相手の調子(音階)に合わせる』という

演奏の仕方をする楽器でもあるのです。

 

 

ドラマや舞台でも見た事があるかもしれませんが、

三味線という楽器は、『語り手』や民謡などの

『唄い手』の調子に合わせて弾いたりするのです。

 

 

次に『嘘つき』と言う隠語の意味については、

『口三味線』という三味線を真似る練習法があり、

 

 

押さえる「糸」の場所と弾き方を口で真似て、

『チンチリリン』などといったりするので、

 

 

口で演奏をする三味線をモジって

『しゃみる』といったりします。

 

 

まとめ

 

三味線は、楽器の分類ではインドのシタールと

同じ部類の楽器であり、中国から沖縄、そして

日本へと伝播してきました。

 

 

更に『盲目』の方が使う楽器としての歴史もあります。

そう考えると、目が不自由な状態で演奏をすると、

 

 

瞑想状態に近くなりヨガの『サマーディ』や

仏教の『1つの事に集中』へと繋がるのかもしれませんね。

 

 

さらに視力が無いとなると楽譜も不要なので自ずと

『相手の演奏や唄にに調子に合わせる』演奏になります。

 

 

良い意味で『適当』にその場、

その場で合わせるという事にもなります。

 

 

一般的に隠語として使われることがある

『三味』や『三味線』という単語ですが、

 

 

じつは目が見えなくても相手の調子を感じ取り、

相手を尊重して演奏をすることで瞑想状態にも近く、

ある意味とても日本的な楽器かもしれません。

 

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