三味線のバチの種類

目安時間:約 7分

こんにちは、

ふと思うのですが、

 

なぜ、三味線を弾くときは、

扇の様なバチを使うのか?

 

理由を知っていますか?

ギターと同じピックや、

指ではダメなんでしょうか?

 

 

ちょっと気になりますよね。

 

 

撥(バチ)のルーツ

 

 

「撥」はギターに例えると、

「ピック」にあたります。

 

 

歴史を辿ると、同じく和楽器としての

「琵琶」を弾くときに使っていたそうです。

 

 

琵琶にも色々あるようですが、

日本の場合、琵琶の歴史は、

 

 

中国から奈良時代に伝わり『雅楽』には

欠かせない存在へとなっていきました。

 

 

その琵琶を弾くときに使うのが「撥」なのです。

中国、沖縄へと伝わり、本土へにきて、

 

 

『琵琶法師』たちが三味線を弾く時に

『撥』で弾き始めたのがキッカケだそうです。

 

 

撥の種類

 

 

見た目では、種類がなさそうな撥ですが、

三味線用には、多くの種類があります。

まず、三味線のカテゴリーごとに、

 

 

・地歌用の撥

・民謡用の撥

・津軽用の撥

 

 

 

があります。さらに、

ここからは素材の話になりますが、

主に、以下の様な素材があります。

 

 

・プラスチック系素材製

 

 

初心者から上級者までオールマイティに

使われている素材で価格的にも、一番、

手に入りやすく気軽に使用ができるのが特徴ですが、

素材的に角が欠けやすいのが欠点です。

 

 

・象牙製

 

 

今の時代では賛否両論ある素材ですが、

撥の中でも一番、高価な部類に入ります。

 

 

歴代師匠から

引き継いで使われる方も多いそうです。

 

 

 

・ベッコウ製

 

 

比較的に使用者が多いのがベッコウ製の撥です。

こちらも手に入りにくくなっている素材ですが、

耐久性も高く「さわり=雑音」も大きめのため

好んで使う方が多い様です。

 

 

プラスチックと比べるとやや重く、

耐久性も良いのが特徴です。

 

 

・木製

 

 

木製は、主に長唄で使う事が多いのですが、

軽くて扱いやすいので、初めて使う方や、

自分仕様に加工がしやすいのが特徴です。

 

 

重さもプラ製より軽いのが特徴で、

木の温もりもいいですね。

 

 

撥も三味線の面白さの1つ

 

 

撥は三味線本体とは違い、価格も

お手頃で(望めばキリはありませんが)

三味線と同じく、1つ1つ音色を変化させる事ができ、

あなたの演奏にもオリジナリティを出す事ができます。

 

 

また最近はカラフルなプラ製の撥もあり、

コーディネートの幅も拡がりました。

 

 

硬さや、重さ、長さなど大きさなどは、

好みのカスタム仕様で作ることもできる為、

ホビー好きな人は、

「撥」にハマる人もいるかもしれませんね。

 

 

細かいことを気にしたくない人は・・

 

 

見た目はシンプルな三味線ですが、

シンプルな故に、ちょっとした違いが

大きな効果を生み出すのも三味線です。

 

 

しかし、その繊細さがちょっと苦手・・・

そんな人もいるかもしれませんね。

 

 

気分転換で気が向いたときに、

「ヒョイっ」と取り出して、

ちょっと友達と弾いてみる・・・。

 

 

そんなあなたへは、新ジャンルの和楽器、

『シャミコ』も良いかもしれません。

 

 

いずれにしても、三味線で同じ曲を弾いても

十人十色の雰囲気があるのは、実は、

この様な細かいパーツにもヒミツがあるようです。

 

 

 

あなたも、三味線の演奏を
目にする時、演奏を聴くだけでなく、

 

 

 

この様なところにも注目をすると
面白さが一段と拡がるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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