枡ます幸せゲン楽器

目安時間:約 5分

 

後三条天皇をご存知ですか?

 

4年間という短い期間なのですが、

庶民達には大変、喜ばれたそうです。

いったい、なぜ喜ばれたのでしょうか。


後三条天皇は、当時、やりたい放題の

政治を徹底的に整理したそうです。

 

 

これを『延久の荘園整理令』というそうです。

当時はちょっと複雑で『藤原家』『源家』などの

しがらみが渦巻いていました。

 

この辺りの歴史の話はここではしませんが、

色々なゴタゴタの中、後三条天皇が即位します。

 

 

 

 

当時、貴族や寺社が力をどんどん付け、領地が

徴税できない荘園と私有地化し、国の土地が

無くなってしまうという様な状況だったのです。

 

 

後三条天皇は、当時の『税徴収』の制度に

ブスっ!とメスを入れた人物なのです。

 

 

延久の宣旨枡(せんじゅます)

 

 

その、税の徴収で一番、庶民も喜んだのが、

枡の大きさを統一したことだそうです。

 

 

当時の納税と言えば、『米』『水』などが

今で言う、税金でした。納税額(量)は、

「米一升分」と言う様な感じだったそうです。

 

 

ところが、どの時代にもズルい考えがあるもんで、

沢山の税が欲しければ、一升枡を大きくしておけば

その分、多くもらえると言うわけです。

 

 

逆に今度は、役人が、朝廷へ納める時は、

枡の大きさを小さくして朝廷へ納めたり・・。

 

 

商人なら利益を出す為の優れた(?)手法ですが、

役人となるとそうはいきませんよね。

 

 

そこで、後三条天皇は『枡』の大きさを統一し、

納税制度を公平に『規格化』したと言うわけです。

 

 

この枡は、1300年まで

『宣旨枡』(せんじゅます)と言われ、

公式枡として君臨し、豊臣秀吉が太閤検地によって

全国各地の収穫量を調査する時も活躍しました。

 

 

枡は縁起物

 

 

今では、税金となり、枡は使われなくなりましたが、

昔からの縁起物としての役割を果たしています。

 

 

元々、枡は神事で神様にお供えをするものを

入れる為のもので、豆などの穀物、お酒を

入れたりするもので、縁起が良い催しものの時は、

必ず登場します。

 

 

その升ですが、結婚式では『服が増す』『愛が増す』

商売では『益々繁盛』なんて意味合いもあります。

 

 

職人が製造した升などはとても頑丈でなかなか、

壊れたりはしません。最近では、升のコレクターがいたり、

日本好きの外国人からも注目をされています。

 

 

げん楽器

 

 

そんな、縁起のいい『升』を使用した新しいタイプの

三味線がシャミコですが湿気や気温にも強く頑丈です。

 

 

 

 

こんな枡の歴史や和楽器の歴史に思いを馳せながら

家族で気軽三味線『シャミコ』演奏会をする休日も

良いかもしれません。

 

 

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