気軽な三味線 幻の『自立型シャミコ』

目安時間:約 3分

日本の三味線は、独特な良い音色を奏でます。
そのうえで、良い音色を持続させるには、
維持費や手間も掛かるのがツライところですよね・・。

シャミコとお茶缶?!

 

そんな悩みを解消したのが「シャミコ」ですが、
そこへ至る為の道のりは決して
平坦な道のりではありませんでした。

 

 

その過渡期に製作されたのが今回ご紹介する、
五号枡サイズの『自立型』シャミコです。

 

 

昔「お茶缶」に、駒、ピックなどを入れ、
シャミコに装着して収納しておける
オプションがあったのです。

 

(本社所蔵プロトタイプ)

 

見た目も、他の楽器には無いインパクトがありました。
実は、スタンダードモデルの、中木先(なかぎさき)が

『胡弓』の様に胴のオシリから飛び出しているのは、

この昔のオプション装着の為の名残りだったのです。
(お茶缶仕様は今ではU.S.モデルのみオプション展開)

 

 

(左: 通常版、右: 自立型)

 

 

その、中木先(なかぎさき)を廃止したのが、
『自立型シャミコ』で『三合枡シャミコ』の
意匠を引き継いでいます。

 

 

これにより、五号枡でありながら、

三味線スタンドも要らず、どこでも「ポンっ」と

そのまま、床へ立て掛ける事が可能になりました。

 

 

しかしその後・・・

 

 

『影絵シャミコ』などバリエーションが増えてきた為、

カタログの製作に入る前に数本だけ製作され、

一瞬だけ、流通した『幻のシャミコ』なのです。

 

 

このモデルを手にした方は、その奇跡的な

一瞬の出逢いをゲットした事になります。

 

 

今後、再発買の予定は無いので

大事にしてあげてくださいね。

 

 

(音緒の代わりに音緒駒装着)

 

 

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

トラックバックURL: 

ページの先頭へ