日本の弦楽器の特徴

目安時間:約 6分

 

日本の楽器を総じて『和楽器』と

言いますが、実はほとんどのルーツは、

外国から渡って来たものだそうです。

 

長い歴史の中で日本風に変化して

来たのが和楽器です。その中で

今回は、弦楽器についてお伝えします。

 

楽器演奏に興味があるなら

参考になれば幸いです。

 

 

 

日本の雅楽に使われてきた楽器の1つですが、

雅楽は中国経由で、日本独自の形態へと変化しました。

 

 

同じく箏も中国から伝来し、

奈良時代頃から使われる様になりました。

 

 

箏にもいくつか種類があり、『箏』(こと)は

『そう』とも読み『箏こと』とも呼んでいたそうです。

 

 

因みに、ことには『箏』と『琴』がありますが、

『琴』は『きん』とも読みます。『琴』は、

伝統的な中国の楽器で『箏』との区別のため、

 

 

『古琴』と呼ばれたりします。なんだか、

ややこしいですね。歴史的な背景があるのですが、

一般的には『箏』と『琴』は「似て非なるもの」と

思っていれば良いかと思います。

日本で認識されている『お琴』は『お箏』なのです。

 

 

三味線

 

 

三味線の歴史は浅く、と言っても江戸時代ですが、

こちらも中国から『三弦』がルーツで沖縄の

『三線』を経由して『三味線』になったと言われています。

 

『声楽』といういわゆる『声』を使った伝統音楽も

あるのですが、その伴奏には『三味線』が使われます。

 

 

三味線にも、細棹、中棹、太棹とあり、

それぞれの用途も異なりますが、では、なぜ

違うのかと言うと明確な定義は無いそうです。

 

 

なんだか、モヤモヤしますが、演奏の仕方や音に

合った形へと変化していったのかもしれません。

 

・民謡
・寄せ囃子
・浪曲
・黒御簾(くろみす)、下座音楽
・長唄
・新内
・俗曲
・清元節
・古曲
・端唄
・小唄
・常磐津節(ときわずぶし)
・義太夫節
・歌舞伎
・文楽

 

ざっと、こんなに種類があれば、

使う三味線が増えるのは当然かもしれません。

それだけ、魅力があるのも三味線ではないでしょうか。

 

 

胡弓(こきゅう)

 

 

なかなか、一般的に知る人も少ないかもしれません。

アジア圏の擦弦楽器(さつげんがっき)を

纏めて『胡弓』といい、

 

 

日本では三味線をバイオリンの様に

『弓』を使い演奏をする楽器の事を言います。

 

 

かつては、箏、三味線、胡弓と

3つの楽器を組み合わせた曲が江戸時代に

あったそうですが、今は、胡弓より、

尺八を使うのが主流になっているそうです。

 

 

時代で演奏方法も変化をしているのですね。

 

 

琵琶

 

最後にご紹介するのは『琵琶』です。

『古事記』などにも出てくる琵琶は『ペルシャ』地方から

雅楽と一緒に入って来た楽器で撥を使い演奏します。

 

 

『琵琶法師』と言う言葉もある様に鎌倉時代など、

盲僧や平家物語の伴奏など、三味線のジャンルへの

橋渡しにもなっています。三味線の『撥』は、

この琵琶から派生したと言われてます。

 

 

琵琶にも、男性的な演奏が多い薩摩琵琶、

優雅な女性的で三味線楽曲に影響を与えた、

筑前琵琶などがあります。

 

 

まとめ

 

日本の和楽器は、金ピカな西欧の楽器と比べ、

地味な存在ではありますが、実は繊細で、

アーティスティックな要素もふんだんに含んでいます。

 

 

その元は『神事』など神聖な祀り事の為に

演奏されて来たことが背景にある影響もあるかもしれません。

 

 

いずれにしても、少しでも興味をもったら、

その奥深さにハマってしまうのではないでしょうか。

 

 

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